日本そろばん資料館

日本そろばん資料館ホームページ別館・公式noteです。 日本そろばん資料館では国内外の珠算及び珠算教育に関する文献・資料・古そろばん等の収集及び保存、展示をしています。 日本そろばん資料館公式サイトはこちら→https://www.soroban.or.jp/museum/

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マガジン

  • 所蔵資料セレクション

    当館の学芸員が選んだ所蔵資料をご紹介しています。 第1弾は珍しい古そろばんとして、形の珍しいそろばん10点をセレクト。 第2弾は全国各地の産地別にそろばんをセレクトしています。

  • 動画で知ろう!そろばん

    日本そろばん資料館から発信している動画コンテンツをまとめています。

  • Staff News

    日本そろばん資料館のスタッフそれぞれが、そろばんに関連するトピックスや資料館のうら話など、様々なニュースを発信していきます。

  • そろばん日本紀行

    日本各地にあるそろばんにまつわる名所や古址、遺跡や遺物を訪ねて紹介します。

  • そろばん雑記帳

    そろばんに関する雑学や豆知識、様々なエピソードを紹介するコラムです。

最近の記事

そろばん珠の数の移り変わりを紹介:天1地5そろばん

当館学芸員が選ぶ「所蔵資料セレクション」シリーズ第3弾は、そろばんの珠の数の移り変わりがテーマです。 室町時代末期に中国から日本に伝来したそろばんは「五珠2個・一珠5個」でしたが、現在では「五珠1個・一珠4個」となりました。 様々な珠の数のそろばんを紹介し、その変遷をたどります。 明治時代以降、そろばんの珠の数は「五珠1個・一珠5個」へと移り変わっていきます。 滋賀県大津市「走り井餅本家」の大津そろばんの歴史についての資料では、明治12年(1879年)以降、「上玉(五珠)が

    • そろばんをテーマにした夏休みの自由研究をご紹介いたします

      今年もそろばんをテーマにした夏休みの自由研究が2編届きました。 第4回そろばんサマーミステリーにご参加いただいた白鳥琴子さん(小学3年生)と、夏休みに日本そろばん資料館に見学に来られた齋藤未怜さん(小学4年生)の自由研究です。ここに一部をご紹介いたします。 白鳥琴子さんの自由研究「そろばんの歴史」齋藤未怜さん自由研究「そろばんは ばんのう?」東京都の教員で珠算教育研究所 算数教具部会委員の大場一輝先生に、お二人の自由研究への講評をいただきました。 そろばんに関わる研究発表

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        【動画】谷先生のそろばん噺 円周率よもやま話

        日本そろばん資料館 谷 賢治 名誉学芸員による、そろばんの歴史や雑学の楽しいおしゃべりをお届けする動画シリーズです。 3.141592653589793…と果てしなく続く不思議な数「円周率」。この円周率を巡る西洋や日本の歴史的エピソードの数々をお話します。円周率を覚えやすくする語呂読みには日本語だけでなく英語もあるんですよ。 そんな円周率にまつわる様々な楽しいエピソードを動画でご紹介します。

        • 渋沢栄一の故郷を訪ねて ~血洗島編~ エピソード3 旧渋沢邸「中の家」

          20年ぶりに発行された新紙幣で一万円札の顔となった渋沢栄一。 新紙幣発行によって「近代日本経済の父」と呼ばれる渋沢栄一の名と功績が全国に知れ渡ることになりました。「論語と算盤」をはじめ、大河ドラマ「青天を衝け」では日本そろばん資料館学芸員の太田敏幸先生がそろばんの演技指導をされるなど、渋沢栄一とそろばんには深いつながりがあります。 新紙幣ブームにのった俄かファンが、栄一生誕の地、埼玉県深谷市を聖地巡礼しました。 (日本そろばん資料館 小沼光浩) 《第1回・第2回の記事はこ

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        • 所蔵資料セレクション
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          【動画】谷先生のそろばん噺 そろばんのクイズ

          日本そろばん資料館 谷 賢治 名誉学芸員による、そろばんの歴史や雑学の楽しいおしゃべりをお届けする動画シリーズです。 今回は「そろばんのクイズ」と題して、そろばんを使って解くふたつの問題を紹介します。といっても普通の計算問題ではありません。頭を柔らかくして答えを考えてください。自分で解いたあとは、人に出題しても面白いですよ。

          【動画】谷先生のそろばん噺 そろばんのクイズ

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          渋沢栄一の故郷を訪ねて ~血洗島編~ エピソード2 渋沢栄一記念館

          20年ぶりに発行された新紙幣で一万円札の顔となった渋沢栄一。 新紙幣発行によって「近代日本経済の父」と呼ばれる渋沢栄一の名と功績が全国に知れ渡ることになりました。「論語と算盤」をはじめ、大河ドラマ「青天を衝け」では日本そろばん資料館学芸員の太田敏幸先生がそろばんの演技指導をされるなど、渋沢栄一とそろばんには深いつながりがあります。 新紙幣ブームにのった俄かファンが、栄一生誕の地、埼玉県深谷市を聖地巡礼しました。 (日本そろばん資料館 小沼光浩) 《第1回の記事はこちら》

          渋沢栄一の故郷を訪ねて ~血洗島編~ エピソード2 渋沢栄一記念館

          貴重な古そろばんが展示されている京都市学校歴史博物館を訪ねました

          京都は、江戸時代初期に日本で最初にそろばん塾が設立された地であると言われています。 国内でそろばんに関する資料が確認できるのは1500年代後半からですが、そこから100年以上もさかのぼる、文安子元年(1444年)の文字の書かれたそろばんが展示されているという京都市下京区の京都市学校歴史博物館を訪ねました。 (日本そろばん資料館 上野雄大) 京都市の目抜き通り、四条烏丸通から河原町方面に進み、御幸町通を南へ下ったところに「京都市学校歴史博物館」があります。 元京都市立開智

          貴重な古そろばんが展示されている京都市学校歴史博物館を訪ねました

          渋沢栄一の故郷を訪ねて ~血洗島編~ エピソード1 尾高惇忠生家

          20年ぶりに発行された新紙幣で一万円札の顔となった渋沢栄一。 新紙幣発行によって「近代日本経済の父」と呼ばれる渋沢栄一の名と功績が全国に知れ渡ることになりました。「論語と算盤」をはじめ、大河ドラマ「青天を衝け」では日本そろばん資料館学芸員の太田敏幸先生がそろばんの演技指導をされるなど、渋沢栄一とそろばんには深いつながりがあります。 新紙幣ブームにのった俄かファンが、栄一生誕の地、埼玉県深谷市を聖地巡礼しました。 (日本そろばん資料館 小沼光浩) 台風10号の上陸が心配され

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          そろばん珠の数の移り変わりを紹介:天2地5そろばん

          当館学芸員が選ぶ「所蔵資料セレクション」シリーズ第3弾は、そろばんの珠の数の移り変わりがテーマです。 室町時代末期に中国から日本に伝来したそろばんは「五珠2個・一珠5個」でしたが、現在では「五珠1個・一珠4個」となりました。 様々な珠の数のそろばんを紹介し、その変遷をたどります。 中国から渡来したそろばんは、珠の数が五珠2個、一珠5個でした。これには、以下のような理由があると考えられています。 当時の中国では重さを量るのに「斤」「両」という単位を使っていました。16両で1斤

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          【動画】谷先生のそろばん噺 そろばんの歴史 ~日本伝来から現在まで~

          日本そろばん資料館 谷 賢治 名誉学芸員による、そろばんの歴史や雑学の楽しいお話をお届けする動画シリーズです。 「そろばん噺」第1回「そろばんの玉の数について」では、4000年前のヨーロッパや中近東でのそろばんの始まりから、中国で発展し日本に伝えられたそろばんの歴史を、玉の数の移り変わりとともに解説しました。 今回はその続きとして、16世紀に日本に伝わってから現在に至るそろばんの歴史を分かりやすく紹介します。 また、先行公開した2本の特別編(パイロット版)も「そろばんの歴史」がテーマです。そろばんができる以前についてのお話「 『ことば』と『かず』の誕生」、そろばんを巡る歴史上のトピックスを紹介する「3つのエピソード」。こちらも合わせてご覧ください。

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          夏の思い出がいっぱい! 第4回「そろばんサマーミステリー」フォトギャラリー

          令和6年7月28日(日)に第4回「そろばんサマーミステリー」を開催しました。 この日も記録的な暑さでしたが、参加した子供たちは初めて目にする珍しいそろばんを手にしながら、楽しくそろばんの歴史を学びました。

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          【動画】谷先生のそろばん噺 かずを楽しむ ~数字の語呂読み~

          日本そろばん資料館 谷 賢治 名誉学芸員による、そろばんの歴史や雑学の楽しいおしゃべりをお届けする動画シリーズです。 今回は「かずを楽しむ」シリーズの第二弾、数字の語呂読みのお話です。 「4649」を〈よろしく〉「5963」を〈ご苦労さん〉と読んだり、暗記しやすいようにルート2を〈人並みにおごれや…〉と読んだり、数字の語呂読みは楽しく便利です。江戸時代の昔にも面白く使われてきました。 動画では、そんな様々な語呂読みを紹介しています。

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          「塵劫記」の著者・吉田光由の足跡を辿って京都嵯峨を歩きました

          1627年(寛永4年)に刊行された算術書「塵劫記」は、そろばんの教科書として使われ、日本独自の数学「和算」発展の礎となりました。 「塵劫記」の著者・吉田光由の足跡を辿って、京都嵯峨嵐山近郊を散策しました。 (日本そろばん資料館 島岡成紀) 観光客でにぎわうJR嵯峨嵐山駅から西へ、常寂光寺を目指します。 吉田光由は京都嵯峨の豪商・角倉家の一族で、記念碑や墓所は角倉家の縁の地にあります。 1キロ余り歩くと、常寂光寺の山門に着きます。 山門の近くに「塵劫記」の顕彰碑があり

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          そろばん珠の数の移り変わりを紹介:天3地5そろばん(レプリカ)

          当館学芸員が選ぶ「所蔵資料セレクション」シリーズ第3弾は、そろばんの珠の数の移り変わりがテーマです。 室町時代末期に中国から日本に伝来したそろばんは「五珠2個・一珠5個」でしたが、現在では「五珠1個・一珠4個」となりました。 様々な珠の数のそろばんを紹介し、その変遷をたどります。 帰除法の掛け戻しなどで、五珠2個では珠の数が計算上足りなくなる場合があります。そこで、1桁が20まで表示できる「5珠3個」のそろばんが必要になります。 現在、オリジナルの「五珠3個・一珠5個そろ

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          「あんざん」には「暗算」と「諳算」の二つの表記がありました

          そろばんを習うと身に付く珠算式「あんざん」は、頭の中でそろばん珠を操作して計算します。 このように、紙に書いたり計算器具を使ったりせずに頭の中だけでおこなう計算のことを「あんざん」と言い、漢字で「暗算」と書きます。現代の日本では日常的に馴染みのある言葉ですが、明治から昭和の初め頃にかけては「諳算」という表記も混在して使われていました。 「暗算」に統一されたのは戦後からですが、それでは、いつ頃から「暗算」という表記が使われたのでしょうか。また「諳算」という表記はどのように使われ

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          【動画】谷先生のそろばん噺 かずを楽しむ ~覚えておくと便利な数字~

          日本そろばん資料館 谷 賢治 名誉学芸員による、そろばんの歴史や雑学の楽しいおしゃべりをお届けする動画シリーズです。 今回は「かずを楽しむ」シリーズの一本目、覚えておくと便利な数字についてのお話です。 1年は365日、1日は24時間など、みなさんが当たり前に覚えている数字がありますが、それ以外にも、覚えておくと便利な数字がいろいろとあります。 そんな数字の紹介や覚え方など、数についての楽しい雑学のお話です。 数への興味が増して、きっと算数が好きになりますよ。

          【動画】谷先生のそろばん噺 かずを楽しむ ~覚えておくと便利な数字~

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