日本そろばん資料館

日本そろばん資料館ホームページ別館・公式noteです。 日本そろばん資料館では国内外の珠算及び珠算教育に関する文献・資料・古そろばん等の収集及び保存、展示をしています。 日本そろばん資料館公式サイトはこちら→https://www.soroban.or.jp/museum/

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マガジン

  • Staff News

    日本そろばん資料館のスタッフそれぞれが、そろばんに関連するニュースや出来事、資料館でのエピソードなど様々なトピックスを発信していきます。

  • 動画で知ろう!そろばん

    日本そろばん資料館から発信している動画コンテンツをまとめています。

  • そろばん日本紀行

    日本各地にあるそろばんにまつわる名所や古址、遺跡や遺物を訪ねて紹介します。

  • 所蔵資料セレクション

    当館の学芸員が選んだ所蔵資料をご紹介しています。 第1弾は珍しい古そろばんとして、形の珍しいそろばん10点をセレクト。 第2弾は全国各地の産地別にそろばんをセレクトしています。

  • そろばん雑記帳

    そろばんに関する雑学や豆知識、様々なエピソードを紹介するコラムです。

最近の記事

資料館にある常設展示していないそろばんのひとつをご紹介します

日頃から日本そろばん資料館の展示品を管理しているスタッフに、「見学に来られた方が目にする機会が無いものを資料館ホームページ公式noteで紹介できますか?」とリクエストしたところ、「こんなそろばんもあるんですよ」と、以下の記事をまとめてくれました。 そこで今回の「Staff News」は、資料館のメインスタッフによる秘蔵?のそろばんの紹介です。 日本そろばん資料館には展示されているそろばんや書籍以外にも数多くの資料を所蔵しております。 今回は、普段展示されていないそろばんにス

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      【動画】谷先生のそろばん噺 インタビュー「私とそろばん」

      動画シリーズ「谷先生のそろばん噺」では、日本そろばん資料館 谷 賢治 名誉学芸員による、そろばんの歴史や雑学についての楽しいおしゃべりをご覧いただきました。 一年余りお送りした定期更新は、今月でひとまず締めくくりとなります。 そこで今回は番外編として、谷先生に自らのそろばん人生を振り返っていただきました。題して、インタビュー「私とそろばん」。 そろばんとの出会いからインドネシアでのそろばん指導、安部元章先生と五一研修会の思い出などを、ロングバージョンでお送りします。 たいへん長いインタビューとなりましたので、動画はダイジェスト版として公開いたしました。そこで「インタビュー完全版」を、文章による記事として、新年にあらためてお届けいたします。

      • 和算の祖・毛利重能を祀る算学神社の「そろばん奉謝追福祭」

        和算の祖として知られる毛利重能を祀る神社で行われた「そろばん奉謝追福祭」に行ってきました。 毛利重能の功績を称え、そろばんへの感謝を伝えるために、西宮市の熊野神社にある「算学神社」で長年にわたって行われている行事です。 日本にそろばん塾ができた当時を思いながら、私も一丁のそろばんを炎に投じてきました。 (日本そろばん資料館 島岡成紀) 兵庫県西宮市熊野町にある熊野神社は、若王子の宮として古くから地元の人々に親しまれています。 この熊野神社には、江戸時代の初めごろに日本で

        • そろばん珠の数の移り変わりを紹介:昭和そろばん1(児童用標準そろばん)

          当館学芸員が選ぶ「所蔵資料セレクション」シリーズ第3弾は、そろばんの珠の数の移り変わりがテーマです。 室町時代末期に中国から日本に伝来したそろばんは「五珠2個・一珠5個」でしたが、現在では「五珠1個・一珠4個」となりました。 様々な珠の数のそろばんを紹介し、その変遷をたどります。 昭和13年(1938年)文部省は、小学校令施行規則の一部を改正しました。算術科では「計算は、暗算・筆算・珠算を用いる」とし、児童用の標準として「四つ珠そろばん」を指定し、4年生に使用させることにし

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          15本
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          1本
        • 深掘り!そろばんの歴史
          4本

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          【動画】谷先生のそろばん噺 そろばんのすごさ

          日本そろばん資料館 谷 賢治 名誉学芸員による、そろばんの歴史や雑学の楽しいおしゃべりをお届けする動画シリーズです。 昨年9月のパイロット版「特別編」2本の公開のあと、12月から今月までで計13本の動画をお届けいたしました。年内をもって定期更新はひと区切りとなります。 ひとまずの締めくくりを迎えるにあたって、今回は「そろばんのすごさ」をいろいろな面から語っていただきました。あらためて「そろばんのすごさ」を知るきっかけにしてください。 なお、最終の定期更新となる次回は、番外編をスペシャルロングバージョンにてお届けする予定です。

          【動画】谷先生のそろばん噺 そろばんのすごさ

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          そろばん珠の数の移り変わりを紹介:天1地5そろばん

          当館学芸員が選ぶ「所蔵資料セレクション」シリーズ第3弾は、そろばんの珠の数の移り変わりがテーマです。 室町時代末期に中国から日本に伝来したそろばんは「五珠2個・一珠5個」でしたが、現在では「五珠1個・一珠4個」となりました。 様々な珠の数のそろばんを紹介し、その変遷をたどります。 明治時代以降、そろばんの珠の数は「五珠1個・一珠5個」へと移り変わっていきます。 滋賀県大津市「走り井餅本家」の大津そろばんの歴史についての資料では、明治12年(1879年)以降、「上玉(五珠)が

          そろばん珠の数の移り変わりを紹介:天1地5そろばん

          そろばんをテーマにした夏休みの自由研究をご紹介いたします

          今年もそろばんをテーマにした夏休みの自由研究が2編届きました。 第4回そろばんサマーミステリーにご参加いただいた白鳥琴子さん(小学3年生)と、夏休みに日本そろばん資料館に見学に来られた齋藤未怜さん(小学4年生)の自由研究です。ここに一部をご紹介いたします。 白鳥琴子さんの自由研究「そろばんの歴史」齋藤未怜さん自由研究「そろばんは ばんのう?」東京都の教員で珠算教育研究所 算数教具部会委員の大場一輝先生に、お二人の自由研究への講評をいただきました。 そろばんに関わる研究発表

          そろばんをテーマにした夏休みの自由研究をご紹介いたします

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          【動画】谷先生のそろばん噺 円周率よもやま話

          日本そろばん資料館 谷 賢治 名誉学芸員による、そろばんの歴史や雑学の楽しいおしゃべりをお届けする動画シリーズです。 3.141592653589793…と果てしなく続く不思議な数「円周率」。この円周率を巡る西洋や日本の歴史的エピソードの数々をお話します。円周率を覚えやすくする語呂読みには日本語だけでなく英語もあるんですよ。 そんな円周率にまつわる様々な楽しいエピソードを動画でご紹介します。

          【動画】谷先生のそろばん噺 円周率よもやま話

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          渋沢栄一の故郷を訪ねて ~血洗島編~ エピソード3 旧渋沢邸「中の家」

          20年ぶりに発行された新紙幣で一万円札の顔となった渋沢栄一。 新紙幣発行によって「近代日本経済の父」と呼ばれる渋沢栄一の名と功績が全国に知れ渡ることになりました。「論語と算盤」をはじめ、大河ドラマ「青天を衝け」では日本そろばん資料館学芸員の太田敏幸先生がそろばんの演技指導をされるなど、渋沢栄一とそろばんには深いつながりがあります。 新紙幣ブームにのった俄かファンが、栄一生誕の地、埼玉県深谷市を聖地巡礼しました。 (日本そろばん資料館 小沼光浩) 《第1回・第2回の記事はこ

          渋沢栄一の故郷を訪ねて ~血洗島編~ エピソード3 旧渋沢邸「中の家」

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          【動画】谷先生のそろばん噺 そろばんのクイズ

          日本そろばん資料館 谷 賢治 名誉学芸員による、そろばんの歴史や雑学の楽しいおしゃべりをお届けする動画シリーズです。 今回は「そろばんのクイズ」と題して、そろばんを使って解くふたつの問題を紹介します。といっても普通の計算問題ではありません。頭を柔らかくして答えを考えてください。自分で解いたあとは、人に出題しても面白いですよ。

          【動画】谷先生のそろばん噺 そろばんのクイズ

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          渋沢栄一の故郷を訪ねて ~血洗島編~ エピソード2 渋沢栄一記念館

          20年ぶりに発行された新紙幣で一万円札の顔となった渋沢栄一。 新紙幣発行によって「近代日本経済の父」と呼ばれる渋沢栄一の名と功績が全国に知れ渡ることになりました。「論語と算盤」をはじめ、大河ドラマ「青天を衝け」では日本そろばん資料館学芸員の太田敏幸先生がそろばんの演技指導をされるなど、渋沢栄一とそろばんには深いつながりがあります。 新紙幣ブームにのった俄かファンが、栄一生誕の地、埼玉県深谷市を聖地巡礼しました。 (日本そろばん資料館 小沼光浩) 《第1回の記事はこちら》

          渋沢栄一の故郷を訪ねて ~血洗島編~ エピソード2 渋沢栄一記念館

          貴重な古そろばんが展示されている京都市学校歴史博物館を訪ねました

          京都は、江戸時代初期に日本で最初にそろばん塾が設立された地であると言われています。 国内でそろばんに関する資料が確認できるのは1500年代後半からですが、そこから100年以上もさかのぼる、文安子元年(1444年)の文字の書かれたそろばんが展示されているという京都市下京区の京都市学校歴史博物館を訪ねました。 (日本そろばん資料館 上野雄大) 京都市の目抜き通り、四条烏丸通から河原町方面に進み、御幸町通を南へ下ったところに「京都市学校歴史博物館」があります。 元京都市立開智

          貴重な古そろばんが展示されている京都市学校歴史博物館を訪ねました

          渋沢栄一の故郷を訪ねて ~血洗島編~ エピソード1 尾高惇忠生家

          20年ぶりに発行された新紙幣で一万円札の顔となった渋沢栄一。 新紙幣発行によって「近代日本経済の父」と呼ばれる渋沢栄一の名と功績が全国に知れ渡ることになりました。「論語と算盤」をはじめ、大河ドラマ「青天を衝け」では日本そろばん資料館学芸員の太田敏幸先生がそろばんの演技指導をされるなど、渋沢栄一とそろばんには深いつながりがあります。 新紙幣ブームにのった俄かファンが、栄一生誕の地、埼玉県深谷市を聖地巡礼しました。 (日本そろばん資料館 小沼光浩) 台風10号の上陸が心配され

          渋沢栄一の故郷を訪ねて ~血洗島編~ エピソード1 尾高惇忠生家

          そろばん珠の数の移り変わりを紹介:天2地5そろばん

          当館学芸員が選ぶ「所蔵資料セレクション」シリーズ第3弾は、そろばんの珠の数の移り変わりがテーマです。 室町時代末期に中国から日本に伝来したそろばんは「五珠2個・一珠5個」でしたが、現在では「五珠1個・一珠4個」となりました。 様々な珠の数のそろばんを紹介し、その変遷をたどります。 中国から渡来したそろばんは、珠の数が五珠2個、一珠5個でした。これには、以下のような理由があると考えられています。 当時の中国では重さを量るのに「斤」「両」という単位を使っていました。16両で1斤

          そろばん珠の数の移り変わりを紹介:天2地5そろばん

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          【動画】谷先生のそろばん噺 そろばんの歴史 ~日本伝来から現在まで~

          日本そろばん資料館 谷 賢治 名誉学芸員による、そろばんの歴史や雑学の楽しいお話をお届けする動画シリーズです。 「そろばん噺」第1回「そろばんの玉の数について」では、4000年前のヨーロッパや中近東でのそろばんの始まりから、中国で発展し日本に伝えられたそろばんの歴史を、玉の数の移り変わりとともに解説しました。 今回はその続きとして、16世紀に日本に伝わってから現在に至るそろばんの歴史を分かりやすく紹介します。 また、先行公開した2本の特別編(パイロット版)も「そろばんの歴史」がテーマです。そろばんができる以前についてのお話「 『ことば』と『かず』の誕生」、そろばんを巡る歴史上のトピックスを紹介する「3つのエピソード」。こちらも合わせてご覧ください。

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          夏の思い出がいっぱい! 第4回「そろばんサマーミステリー」フォトギャラリー

          令和6年7月28日(日)に第4回「そろばんサマーミステリー」を開催しました。 この日も記録的な暑さでしたが、参加した子供たちは初めて目にする珍しいそろばんを手にしながら、楽しくそろばんの歴史を学びました。

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